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大長編ドラえもんの名作。『のび太の魔界大冒険』。マンガで読む場合は、てんとう虫コミックスを読みますが、こちらの原作は超名作です。
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大長編ドラえもんでは、旅には連れてってもらえないにも関わらず、物語をいっそう深みのある物に変えてくれる、出来杉くんのウンチク。『のび太の大魔境』では、ヘビー・スモーカーズ・フォレストについて語りますが、今回紹介する、『のび太の魔界大冒険』では、魔法のついての、基礎知識を、のび太にも分かるように、丁寧に教えてくれています。とても小学4年生には思えない、あまりにも理路整然とした、先生以上に先生らしいのが出来杉くんです。
Amazonプライムで、まずは、1984年の、オリジナルの、映画ドラえもん のび太の魔界大冒険を見てみました。
Amaoznプライム会員になると、映画がたくさん見られる、Amazonプライム・ビデオが楽しめるのですが、現在、Amazonプライム・ビデオでは、過去に公開されたドラえもんの映画が、見放題で公開されています。
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さっそく、Amazonプライムで、映画ドラえもん のび太の魔界大冒険を見てみました。
▼Amazonプライム・ビデオで、映画ドラえもん のび太の魔界大冒険 (1984)を見てみる。
元々この映画は大好きで、DVDを借りて見た事が何度もあったのですが、実際Amazonプライム・ビデオで、見てみると、驚いた事がありました。
1984年公開の、映画ドラえもん のび太の魔界大冒険は、公開時には、小泉今日子が歌う、「風のマジカル」が主題歌として使われていました。
しかし、契約上の問題により、ビデオ化、DVD化の際には、「風のマジカル」が流れる部分が、本編部分では、のび太の恐竜の主題歌、「ポケットの中に」に。
エンディングでは、武田鉄矢が歌う、『のび太の大魔境』の主題歌「だからみんなで」に、そのまま差し替えられていた筈だったのですが、Amazonプライム・ビデオで見てみると…。
「あれ? (DVDとかで見てるのと) なんか違う…。」
「これってもしかして…。」
そう。なんと、Amazonプライム・ビデオで公開されている、映画ドラえもん のび太の魔界大冒険は、劇場公開時の、オリジナルのレア・ヴァージョンなのです。
あの、お蔵入りになったと思われていた、「風のマジカル」が、そのまま使われているではないですか!!!!
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これには驚きました。
これは、旧声優陣の、ドラえもんのファンの方なら、絶対に見るべきだと思います。
ちなみに、私がかなり好きなシーンは、物語が一旦、解決したかに見えて、エンディングになりそうなシーン。↓
原作でも一旦、おしまい。になった後で、物語が続くので、原作漫画を忠実に再現した形になります。
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そして、2007年にリメイクされた、ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~も見てみました。
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★冒頭から、魔法世界にしか居ないはずの、満月博士と、美夜子が登場。
(ん??見始めた段階での感想は、魔法世界にしか、この二人は居なくて、自分たちの科学の現実世界に戻ったら、もう二度と会いたくても会えないからこそ、最後の別れが悲しいのでは。)
と思ったが、最後まで見てから考えようと思った。
伏線として、はじめに出てきて、最後に回収されるかと思ったが、最後まで見ても、特に回収されなかったのが残念。
★そして、私の、お気に入りの、出来杉が、魔法についての知識を語るシーンがそのままカットされてなくなっていた時点で、観てみる気力がかなり衰えました。
が、力を振り絞って、見てみました。
★エスパー魔美が、魔法少女マミとして、カメオ出演しているシーンは「お?」と思いました。
★しかし、旧作 (1984年)にあった、トラウマになってしまう程の、おどろおどろしさは、皆無。
★のび太が無駄に、美夜子に対し、エセのイケメンっぷりを見せつけて、美夜子も、それに乗っかって、気持ち悪かったです。
★なぜかメデューサが、美夜子の母。で、悪魔と契約したからメドューサにされただとか、旧作よりはメデューサの役割が大きい筈。しかし、その割に、使われ方が雑。
★一旦エンディングのシーンになりかけるシーンは今作でも再現されている!!
★旧作では、ラスボスの心臓を射抜くのは、ジャイアンだが、今作では、のび太。
なので、今作では、ジャイアンの存在感が皆無。
★最後、エンディング曲が流れる前、のび太、ドラえもん、美夜子、ジャイアンなど、全ての出演者が、急に泣き出す。
みんな、なんで泣き出したのか、全く意味不明。
(これは視聴者に、今泣くところですよ。とでも、同調を強要してる以外に理由があるのか、意味不明なシーン。ここで泣くのが当たり前ですよ。って意味不明な押しつけを、無理矢理、制作者サイドが言ってるような。)
こういう意味不明の映画を見てしまった子供は、将来どういう大人になってしまうんだろうと、危惧してしまう。
★旧作と比べて、良いところ?と言えば、絵が丁寧なところくらい。
内容がひどいのを、外見で、違和感を補ってるって映画。
仮に、この映画を見て、違和感を感じなくなってしまうような大人に成長すると思ったら、すごい怖い。
ほんと内容スッカスカのカスカスに見えて、個人的には、つまらなかったです。